理容のシンボル「サインポール」の秘密と理容店の奥深さ

理容店の前を通ると、赤・青・白の3色がくるくると回るポールを目にしますよね。あれが「サインポール」です。見慣れたこのポールには、実は奥深い歴史と、理容店のサービスを象徴する意味が込められています。今回は、サインポールの豆知識と、カット専門店とは異なる理容店なら
ではの魅力についてお話ししましょう。
サインポール、なぜ赤・青・白?その由来とは
サインポールの赤・青・白の3色には、中世ヨーロッパの「理容外科医」に由来するという説が有力です。
●赤色:動脈を流れる血、または瀉血(しゃけつ)に使われた温めた血を連想させると言われています。
●青色:静脈の血、または施術後に消毒に使われた青い液体を表すとも言われます。
●白色:包帯を意味するとされています。
当時、理容師は髪を切るだけでなく、外科的な治療(瀉血、抜歯など)も行う専門職でした。患者の血で汚れた包帯を店先に干していたのが始まりで、それが後に、理容師の多岐にわたる技術と衛生観念を示すシンボルとしてサインポールに形を変えていった、という説が有力視されていま
す。
このサインポールは、理容師の歴史と誇りを象徴する、世界共通の目印なのです。
カット専門店と理容店の根本的な違いって?
近年、「ヘアカット専門店」が増えていますが、これらの多くは美容師免許を持つスタッフがヘアカットのみを行う店舗です。対して、私たち理容師が営む理容店には、明確な違いがあります。それは、「顔そり」や「襟そり」といったシェービング施術ができるかどうか、です。
これらの施術は、理容師法で認められた理容師免許を持つ者のみが行える独占業務であり、美容師免許では行うことができません。サインポールは、まさにその理容師の専門性を示す目印なのです。
電気カミソリでは届かない「究極の肌磨き」
「顔そり」と聞くと、ご自宅で電気カミソリを使う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、理容師が行うプロの顔そりは、ご家庭の電気カミソリでは決して味わえない、極上の仕上がりをお約束します。
蒸しタオルでお顔を蒸らし、シェービングクリームをたっぷり、衛生管理されたカミソリでの顔そりは、ご自分で普段やっている顔そりとは違うと誰もが実感いただけるものだと思います。
男性のお客様にはひげ剃りによる清潔感の向上を、女性のお客様にはお肌の美しさの追求を。東こうのいけグループでは、熟練の理容師がお客様一人ひとりのお肌の状況に合わせ、安全かつ丁寧に施術いたします。
サインポールの回る理容店は、単に髪を切るだけの場所ではありません。確かな技術と歴史に裏打ちされた、総合的なグルーミングを提供する場所です。ぜひ一度、東こうのいけグループで、プロの「顔そり」がもたらす感動を体験してみてください。

